わが社の技術/製品戦略 2018[特別企画]

IoT(モノのインターネット)や人工知能(AI)、自動運転など、社会的に大きな期待を集めるメガトレンドを複数抱え、成長を続けるエレクトロニクス業界。こうしたメガトレンドに向けた新技術、新製品の開発もより活発に行われ、急速な進化を遂げつつある。そこで、主要電子デバイスメーカー/商社のキーマンに、こうしたメガトレンドに向けて、どのような技術/製品開発を進めているのか、インタビューした。

イータス

代表取締役社長 横山崇幸氏:

「電気自動車(EV)」や「自動運転車/コネクテッドカー」など、自動車産業は大きな転換期を迎えている。ECUに搭載されるソフトウェアは複雑で、実装される量も桁違いに増える。ECUソフトウェア開発工程をトータルにサポートするETAS(イータス)。その日本法人で社長を務める横山崇幸氏は、「車載ソフトウェア開発の効率改善につながるソリューションを提供したい」と話す。

Vicor

コーポレートバイスプレジデント Robert Gendron氏:

パワーコンポーネント製品を専門に手掛けるVicorは、より高効率、高電力密度のDC-DCコンバーターなど、時代のニーズに沿ったパワー製品の開発に取り組んでいる。同社の製品において特に注目度が高いのが、データセンターや自動車の分野で採用が進んでいる48Vシステムに向けたソリューションだ。Vicorのコーポレートバイスプレジデントを務めるRobert Gendron氏に、48Vシステム市場を中心に、パワー製品を取り巻く技術動向と、同社の開発戦略を聞いた。

コアスタッフ

代表取締役 戸澤正紀氏:

通販サイト「ザイコストア」の運営や半導体/電子部品商社事業、EMS(電子機器製造サービス)などを手掛けるコアスタッフは、モノづくりに必要なものを総合的に提供する“トータルサプライヤー”を目指し、メーカー機能の強化を実施している。「半導体/電子部品サプライヤーと、ユーザーの間にある“ギャップ”を埋める役割をコアスタッフが果たし、IoT(モノのインターネット)関連機器をはじめとしたモノづくりをサポートしていく」とするコアスタッフ代表取締役の戸澤正紀氏に聞く。

サンケン電気

デバイス事業本部 技術本部 プロセス技術統括部長 八木一良氏:

サンケン電気は、半導体素子から機器に至るまでを扱う総合パワーエレクトロニクスメーカーのリーディングカンパニーを目指す中で、新たな時代に向けたパワーデバイス開発を積極的に進めている。サンケン電気で、主にパワーデバイスやパワーIC関連のプロセス技術開発を担当するデバイス事業本部技術本部プロセス技術統括部長の八木一良氏にプロセス技術領域を中心にサンケン電気の技術/製品開発戦略を聞いた。

トレックス・セミコンダクター

代表取締役社長 芝宮孝司氏:

電源IC専業のファブレス半導体メーカーであるトレックス・セミコンダクターは、得意とする低消費電力化、小型化技術をベースに、車載機器/産業機器市場に対応する高耐圧/大電流対応製品の拡充を進めている。直近でも、耐圧数十ボルト、定格電流数十アンペアのDC/DCコンバータとコイルを一体化できる独自DC/DCコンバータ製品「クールポストタイプ“micro DC/DC”コンバータ」を製品化。特長ある製品/技術開発を加速させるトレックス・セミコンダクターの芝宮孝司社長に今後の技術/製品戦略を聞いた。

提供:イータス株式会社、Vicor KK、コアスタッフ株式会社、サンケン電気株式会社、トレックス・セミコンダクター株式会社
アイティメディア営業企画/制作:EE Times Japan/EDN Japan/MONOist編集部/掲載内容有効期限:2018年9月20日

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