わが社の技術/製品戦略 2019[特別企画]

IoT(モノのインターネット)や自動運転、人工知能(AI)など、社会的に大きな期待を集めるメガトレンドを複数抱え、成長を続けるエレクトロニクス業界。こうしたメガトレンドに向けた新技術、新製品の開発もより活発に行われ、急速な進化を遂げつつある。そこで、主要電子デバイス/装置メーカーのキーマンに、こうしたメガトレンドに向けて、どのような技術/製品開発を進めているのか、インタビューした。

イータス

佐藤義彦氏/後藤朝之氏:

自動車業界では、完全な自動運転を目指した車両の開発が一段と進む。センサーやECUの搭載数は増え、データ処理量は膨大となる。ネットワーク端末としての機能も要求される。ETAS(イータス)は、車載システムの開発効率を高めるキーワードとして、「バーチャライゼーション(仮想化)」と「コネクティビティ」を挙げる。包括的な「サイバーセキュリティ」対策も自動運転には欠かせない。

NXP Semiconductors

第一事業本部 園田慎介氏/安田浩明氏:

NXP Semiconductorsは、自動運転、電動化、コネクティビティの実現に向けて大きな進化を遂げつつある自動車市場に対し、特長のある技術、製品ソリューションの展開を加速させている。自動運転を実現するための高性能コンピューティング技術やセンサー技術、自動車の安全性を担保するためにも必要になっているセキュリティ技術などを手掛け、次世代自動車の実現に向けたさまざまな課題を解決する“ソリューション”として提供する。NXP Semiconductorsの自動車市場向け技術/製品ソリューション戦略について、NXPの日本法人で自動車向けビジネスを担当する園田慎介氏(=第一事業本部 マーケティング統括部 統括部長)/安田浩明氏(=第一事業本部 アプリケーション技術統括部 統括部長)に聞いた。

サンケン電気

デバイス事業本部技術本部マーケティング統括部長 宇津野瑞木氏:

総合パワーエレクトロニクスメーカーとして、半導体素子から機器まで幅広く扱うサンケン電気は、新たな時代に向けたパワーデバイス開発を積極的に進めている。同社が2018年4月に新設したデバイス事業本部技術本部マーケティング統括部の責任者を務める、宇津野瑞木氏にサンケン電気の技術/製品開発戦略を聞いた。

Teradyne

Product Line Director John Arena氏:

エレクトロニクスやテレコム向けのATE(自動試験装置)を手掛ける米Teradyne(テラダイン)。電子部品や半導体ICが高性能化し、基板設計が複雑になるにつれ、それらのテストもより複雑になっている。そのような背景の下、Teradyneは、テストをいかに高速化、高効率化するかに力を入れている。TeradyneのProduction Board Test Divisionで、Product Line Directorを務めるJohn Arena氏は、「テストの自動化」が鍵を握ると強調する。

トレックス・セミコンダクター

執行役員 事業本部本部長代理 清水映氏:

トレックス・セミコンダクターは、小型・低消費電力を特長にする電源/アナログIC製品の開発体制を強化。成長領域と位置付ける車載、産業機器市場に向けた新製品を加速させている。同社事業本部本部長代理を務める清水映氏に、製品/技術開発戦略について聞いた。

提供:イータス株式会社、NXPジャパン株式会社、サンケン電気株式会社、テラダイン株式会社、トレックス・セミコンダクター株式会社
アイティメディア営業企画/制作:EE Times Japan/EDN Japan/MONOist編集部/掲載内容有効期限:2019年9月19日

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車載、産業機器に向け小型・低消費電力電源ICの開発を加速するトレックス

テスターにも“インダストリー4.0”を、自動化が叶えるテストの高速化と高効率化 ―― テラダイン

3つの要素技術を進化させパワーエレクトロニクスのイノベーションを加速する サンケン電気

これからの自動車が求めるテクノロジーを網羅 ―― NXPの自動車向け技術/製品戦略

ETASが提案する「バーチャライゼーション」と「コネクティビティ」そして、包括的な「セキュリティ」

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