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【TECHNO 2010】ロームが直管型LED照明内蔵用ドライバモジュールを展示電源設計

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 ロームは直管型LED照明内蔵向けの非絶縁型ドライバモジュール「BP5880」を試作し、「TECHNO-FRONTIER 2010」(2010年7月21日〜23日)に展示した(図1)。幅250mm×奥行き15mm×高さ15mmの細長い基板にAC-DCコンバータやPFC回路、LEDドライバ回路を搭載し、直管型LED照明の管に内蔵できるようにした。

 80V〜264Vの交流を入力できることが特長。出力電圧は15V〜35V、出力電流(LED平均電流)は最大550mA、出力電力は最大20W。入力電圧が100Vのときの電力変換効率は88%で、力率は0.9。PWM信号をLEDドライバ回路に入力することで調光できるようにしたことも特長。

図1
図1 ロームが試作した直管型照明内蔵向けのLEDドライバモジュール
手前がLEDドライバモジュール「BP5880」。

 展示ブースでは、ビルの形の模型にこのLEDドライバと白色LED、電球色LEDを内蔵し、調光ができるところをアピールしていた。図2に見えるバスの形のリモコンに付いているボタンを押すと、模型全体が明るくなったり暗くなるようになっていた。そして、光の色を白色から電球色へなめらかに変化させることもできた(図3)。説明員によると、これは模型の中の白色LEDと電球色LEDの明るさの比率を変えることで調光ができるように見せているとのことだ。

図2
図2 LEDドライバモジュールの実動デモ
リモコンの操作で明るさをなめらかに調整できた。
図3
図3 電球色に変化させたところ
内蔵する2種類のLEDの明るさの比率を変化させている。

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