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Androidは2012年にApple社のiOSを追い抜く、米iSuppli社が予測ビジネスニュース 市場予測

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 米国の市場調査会社である米iSuppli社は2010年8月、米Google社の「Android OS」を採用したスマートフォンの台数が、2012年までに米Apple社の「iOS」を採用したiPhoneなどのスマートフォンの台数を追い越すという予測を発表した。

 iSuppli社の予測によると、Androidを搭載したスマートフォンの台数は、2009年には500万台だったが、2012年には7500万台に達する。一方、iOSは、2012年時点で6200万台にとどまると予測した。なお、2009年は2500万台だった。

 同社によると、スマートフォン市場でのAndroidのシェアは2009年の2.7%から2012年には19.4%へと大きく上昇するが、iOSの2012年のシェアは2009年時点の13.8%からわずかに伸びた15.9%にとどまるという。

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 AndroidはオープンソースOSであり、多くのベンダーの携帯電話機やPC、電子書籍端末などの電子機器で採用されている。これとは対照的に、iOSは、Apple社の「iPhone」や「iPad」、「iPod Touch」で使われているにすぎない。

 iSupple社で無線通信部門担当のシニアアナリストを務めるTina Teng氏は、「Androidは、スマートフォン市場を席巻するだろう」と述べた。

 さらに同氏は、「iPhoneファミリは、今後もスマートフォンの『標準』としての地位にとどまり続けるが、iOSの独自性やApple社の閉じたビジネスモデルが原因で、iOSを搭載したスマートフォンの台数は伸び悩む」と指摘した。

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