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2010年第2四半期のウエハー価格は下落傾向、業界団体が報告ビジネスニュース 業界動向

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 半導体の業界団体であるGlobal Semiconductor Alliance(GSA)は、2010年第2四半期のウエハー価格が下落しているという調査報告を発表した。価格、出荷量ともに上昇した2010年第1四半期から一転した格好だ。

 GSAによると、200mmのCMOSウエハーの価格は2010年第1四半期と比べて9.5%低下したという。一方、300mmのCMOSウエハーの価格は横ばいで、3200米ドルだった。

 200mmのCMOSウエハーのマスクセットも価格が下落している。2010年第1四半期までは2四半期連続で上昇していたが、2010年第2四半期は12%の下落となる見通しだという。これに対し、300mmのCMOSウエハーのマスクセットは、価格を見ると3四半期連続で横ばい状態が続いている。

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 GSAは、「2010年第2四半期は、半導体パッケージでも価格の下落が見られる。例えば、QFNパッケージの価格は、前期と比べて5.3%下がっている」と報告している。

 この2010年第2四半期の調査報告は、2010年第3四半期のウエハー製造やバックエンドソリューション価格に関するGSAの予測報告書の中にまとめられている。この予測報告書は、開発段階からプロセスジオメトリ、金属層の数、ポリシリコン層の数、エピタキシャル/非エピタキシャル処理などからウエハーやマスクの予測価格を算出している。

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