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サーバ分野で新たな黄金時代へ、ARMプロセッサが挑むプロセッサ/マイコン

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 ARMコアが、サーバ機の分野で新たな黄金時代を築くべく歩みを進めている。ただし、Marvell Technology Groupによれば、ARMコアプロセッサが同分野のメインストリームに躍り出るには、まだしばらく時間がかかるという。

 Marvellは、ARMの「Cortex-A9」コアをベースにした1.6GHz動作のクアッドコアプロセッサをサーバ機やネットワーク装置に向けて売り込む計画だ。このプロセッサチップ「ARMADA XP」は、米国カリフォルニア州サンタクララで2010年11月9日〜11日に開催されるARM Technology Conferenceで発表された。Marvellは同プロセッサで、業務用の省電力ウェブサーバから、NAS(Network Attached Storage)、デジタルホーム向けのメディアサーバに至るまで、幅広い機器を狙う。

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 Marvellは、ARMコアの大口顧客の1社だ。グループ企業であるMarvell Semiconductorのプロセッサグループでエンジニアリング担当ディレクタを務めるJensen Tjeng氏は、「当社は、サーバ市場に向けたソリューションを提供できる」と述べた。

 サーバ機向けプロセッサの既存アーキテクチャには、x86やPower、SPARCなどがあり、これらとの競合がMarvellにとって課題になる。

 Tjeng氏は、ARM Technology Conferenceで2010年11月9日(米国現地時間)の基調講演に登壇し、「当社は今、ARMベースのサーバをメインストリームにすべく奮闘中である。ただし、時間はしばらくかかるだろう」と語った。

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