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2011年の半導体チップ市場、「好調」分野と「不調」分野を予測ビジネスニュース 市場予測

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 2011年の半導体チップ市場。「好調」の分野と「不調」の分野はどのように分かれるのだろうか?

 市場調査会社である米国のIC Insightsは、2011年1月20日(米国時間)に同社主催で開催した市場予測レポートのセミナーの中で、2011年の半導体チップ市場の分野別成長予測を発表した。それによると、データ変換器ICや車載の特定用途向けアナログIC、マイクロプロセッサなどが好調に推移すると期待される。一方で、ゲートアレイやEPROM/ROMなどはあまり振るわない見込みだという(図1図2)。

 IC Insightsのプレジデントを務めるBill McClean氏は、先日発表した「2011年の半導体チップ市場は10%の成長が見込める」という予測についても再度触れた。

図1
図1 2011年に好調な成長が期待される半導体の製品分野
2011年に最も急速に成長すると予測される半導体チップの製品分野を示した。データ変換器ICや車載向けアナログIC、マイクロプロセッサなどでは、十数%の成長が期待されている。一方でゲートアレイやEPROM/ROMについては、マイナス成長が見込まれる。出典:IC Insights

 下図は、各製品分野の出荷台数の成長予測である。

図2
図2 2011年の製品分野別の出荷台数予測
出荷台数の予測でも、データ変換器ICや車載の特定用途向アナログIC、マイクロプロセッサなどでは成長が見込まれる。一方で、ゲートアレイやEPROM/ROMについては、マイナス成長が予想されている。出典:IC Insights

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