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スマートフォンにも高音質を、SRS LabsのオーディオIPがOpenSL ES 1.1規格に対応:オーディオ処理技術
SRS Labsは、同社のモバイル機器向けオーディオ処理IP「SRS TruMedia」が、Khronos Groupの「OpenSL ES 1.1」規格に準拠したと発表した。
SRS Labsは、同社のモバイル機器向けオーディオ処理IP「SRS TruMedia」が、「OpenSL ES 1.1」規格に準拠したと正式に発表した。
OpenSL ES 1.1は、オープンAPIの業界団体「Khronos Group」が策定したオーディオ用APIである。2011年1月に公式に発表したばかり。SRS TruMediaは、音響心理学に基いた3Dサラウンド処理をはじめ、低音域を増強したり、高音域の明瞭(めいりょう)度を高めるといった音響処理を実現する。「OpenSL ES 1.1規格に準拠したオーディオ処理技術は、業界初だ」(同社)。
Android 2.3(コードネーム、Gingerbread)は、OpenSL ESに対応している。Android 2.3搭載のスマートフォンをはじめとしたさまざまなモバイル機器に、SRS TruMediaの採用が可能になったことで、スピーカ寸法の制約があるモバイル機器でも高い音質のオーディオを再生できるようになったという。SRS TruMediaは、モジュラー型アーキテクチャを基に設計しているため、機器メーカーは、Android 2.3搭載のモバイル機器の特徴に合わせて、最適な音作りを進められる。
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