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インテルと組む新興FPGAベンダーのアクロニクス、新たに4500万米ドルの資金を調達ビジネスニュース 資金調達

SRAMベースのFPGAを手掛ける新興ベンダーで、米国に本社を置くAchronix Semiconductor(アクロニクスセミコンダクター)は、シリーズCの第1回目の投資ラウンドにおいて4500万米ドルの資金を調達したと発表した。

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 SRAMベースのFPGAを手掛ける新興ベンダーで、米国に本社を置くAchronix Semiconductor(アクロニクスセミコンダクター)は、シリーズCの第1回目の投資ラウンドにおいて4500万米ドルの資金を調達したと発表した。

 今回の投資ラウンドは、ミドルリスク・ミドルリターンを狙ったいわゆるメザニンファイナンスの形態をとる。金融投資機関と戦略的な投資機関からなるシンジケートが指揮を執り、アクロニクスセミコンダクターの既存の投資家もすべて参加した。

 これまでに確保された出資の総額は、4000万米ドル以上に上る。アクロニクスセミコンダクターはこの資金を利用して、同社のFPGA「Speedster22i」への投資を加速する他、将来の製品開発にも取り組んでいく。

 アクロニクスセミコンダクターは2010年に、インテルとの間で戦略的提携を締結した。同社はこれに基づき、インテルから22nm世代以降の半導体製造プロセスの提供を受け、独自のFPGAを製造する(参考記事:FPGA市場に新たな歴史を刻む)。

 アクロニクスセミコンダクターの幹部は、「インテルの提携によって、FPGA市場のリーダーであるザイリンクスやアルテラに先駆けて、22nm世代のプロセスを適用したFPGAをいち早く市場に投入できるようになる。しかもそれだけではなく、新興企業である当社が15nm世代以降のプロセスを利用することも可能になる」と述べていた。

【翻訳:田中留美、編集:EE Times Japan】

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