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ナショナルインスツルメンツが高周波設計ツール「Microwave Office」のAWRを買収、100%子会社化無線通信技術

NIは、同社が提供するプラットフォームを高周波設計の領域に拡張する考えだ。

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 モジュール型計測器と計測/制御アプリケーション開発ツールのベンダーであるナショナルインスツルメンツ(National Instruments、以下NI)は2011年5月23日(米国時間)、高周波部品/システムの設計用ソフトウェアツールを手掛ける米国のApplied Wave Research(AWR)を買収する最終契約を締結したと発表した。買収価格は5800万米ドルで、これにはAWRが保有する700万米ドルの現金が含まれる。

 この買収手続きが完了すると、AWRはNIの100%子会社となり、NIの現経営陣の下で運営されることになる。

図1

 NIの共同創立者でプレジデント兼CEO(最高経営責任者)を務めるJames Truchard氏は、報道発表資料の中で「AWRは、高周波の優れた知見と技術を備えるチームを有している。高周波設計の一連の工程にわたって適用可能な計測ツールを提供する当社とは補完的な関係にあり、当社のプラットフォームを高周波設計の領域に拡張できるようになる」と述べている。

 両社は今後、NIのグラフィカル開発ツール「LabVIEW」と、AWRの高周波回路設計ツール「Microwave Office」および無線通信システム設計ツール「Visual System Simulator」の連携性を高める考えだ。AWRのCEOであるDane Collins氏は、「両社にとって、それぞれが持っている顧客基盤と製品群の間に明確なシナジーがある」と述べている。買収手続きは、規定のクロージング・コンディションが満たされれば、今後30〜45日で完了する見込みだという。

【翻訳:滝本麻貴、編集:EE Times Japan】



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