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村田製作所がルネサスのパワーアンプIC事業を買収、 携帯電話機向けフロントエンドモジュールを強化へビジネスニュース 事業買収

村田製作所は、ルネサスのパワーアンプIC事業の買収により、携帯電話機向けフロントエンドモジュールの製品力強化を目指す。2011年10月末に最終的な事業譲渡契約を結び、2012年1月1日に村田製作所への事業移管を完了する予定。

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 村田製作所とルネサス エレクトロニクスは2011年7月29日、村田製作所がルネサスの携帯電話機向けパワーアンプIC事業を買収することで基本合意したと発表した。2011年10月末に最終的な事業譲渡契約を結び、2012年1月1日に村田製作所への事業移管を完了する予定。買収金額は公開されていない。

 今回、事業譲渡されるのは、ルネサスの携帯電話機向けパワーアンプIC事業と、同ICの製造における後工程を担当するルネサス東日本セミコンダクタの長野デバイス本部(長野県小諸市)である。前工程を担当するルネサスの甲府工場(山梨県甲斐市)については、事業譲渡の対象には含まれていない。今後、村田製作所がパワーアンプIC事業を継承する際には、前工程でのウェーハの生産は甲府工場に委託することになる。

 ルネサスの携帯電話機向けパワーアンプIC事業は、2010年度の売上高が約300億円。アナログICの主力前工程工場である甲府工場の生産量の約15%を占める。

 村田製作所は、今回の事業買収により、「世界トップレベルのシェアを保持している」(同社)携帯電話機向けフロントエンドモジュールのさらなる製品力強化を目指す。具体的には、ルネサスのパワーアンプICをモジュールに組み込むなどして、アナログフロントエンドを統合した製品の投入を計画している。また、ルネサスが現在行っている、パワーアンプIC単体の販売も継続する方針である。

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