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【NIWeek 2011】 たこ揚げ発電や文字を描く滝など、計測/制御ハードウェアの活用例が続々テスト/計測(1/2 ページ)

2011年8月2日〜4日(現地時間)で開催された「NIWeek 2011」の展示会場には、National Instrumentsの計測/制御ハードウェアを使った、さまざまな事例が展示されていた。

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 2011年8月2日〜4日(現地時間)で開催された「NIWeek 2011」の展示会場には、「Embedded Monitoring」、「Embedded Control」、「Vision Pavilion」、「Robotics Pavilion」、「RF and Wireless Pavilion」といったテーマごとのブースが用意され、National Instrumentsの計測/制御ハードウェアを使った、さまざまな事例が展示されていた(関連記事)。来場者の注目を集めていた展示を幾つかピックアップし、フォトリポート形式で紹介する。

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図1 米国のベンチャー企業「Windlift」が開発した移動型の風力発電装置 風車のブレード(羽根)の代わりに、たこが風を受ける力を使って、発電機を回転させ、発電する。たこが上空で8の字状に旋回しているときが、最も発電効率が高いという。たこが受ける引力や位置、出力電力、負荷や発電機の状態を測定し、たこの軌道が8の字を描くように制御する。各種データの測定とたこの動きの制御に、National Instrumentsの計測/制御ハードウェア「CompactRIO」を使った。たこを制御するにはある程度の電力を消費するが、動的に制御した方が発電量を増やせるという。発電量は12kW程度。災害時の電力供給システムといった用途を想定している。現在の装置は試作機で、技術的には寸法を70%小型化した装置を開発できるという。
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図2 工業/産業用システム開発企業である「Optimation」が開発した文字を描く滝 32チャネルのノズルから水を吐出するタイミングと長さを制御することで、水滴で文字を描くシステム。写真は、「中」という文字を水滴で描いている様子。ノズルの開閉制御には、計測/制御ハードウェア「CompactRIO」を使った。各チャネルの同期が正確に取れているため、利用者が読み取れる文字を描けるという。写真は、中という字の下部の縦のラインが見えている状態。
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図3 画像認識を使った出荷前試験のデモ グラフィカル開発ツール「LabVIEW」で作成した制御ソフトウェアを組み込めるカメラ(「スマートカメラ」と呼ぶ)を使い、玩具に描かれた顔の形状や色を検査するデモである。白黒だと1秒当たり110フレーム、カラーだと1秒当たり65フレームの画像を処理できる(画素数が640×480のとき)。National Instrumentsは、NIWeek 2011の会期中に防水対応のスマートカメラを発表した。

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