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28Gbpsのアイパターンも見せる、アルテラは新製品・新技術を一挙展示ET2011 開催直前情報

FPGA大手ベンダーの日本アルテラはET2011で、2010年から2011年にかけて発表・出荷開始した最新の製品・技術の数々を一挙に公開する。10月に発表したばかりのARMコア搭載FPGAの他、28nm世代のFPGAで実演する28Gビット/秒の高速シリアル伝送デモにも注目したい。

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 2011年11月16〜18日の3日間、パシフィコ横浜で組み込み関連の最先端テクノロジーや基盤技術が多数集結する「Embedded Technology 2011/組込み総合技術展(以下、ET2011)」が開催される。

 このET2011開催に先立ち、アイティメディアが運営する組み込み/エレクトロニクス関連メディア「@IT MONOist」「EE Times Japan」「EDN Japan」では、ET2011の特設ページをオープンし、来場予定者や来場検討されている方々に向け、注目企業の見どころ情報を開催直前までお届けしていく。また、同特設ページでは、会期中・会期後も速報やリポート記事を多数掲載する予定なので期待してほしい(継続してウオッチしていただきたい!)。

 さて今回紹介するのは、FPGA大手ベンダーの日本アルテラの出展内容だ。同社は今回、2010年から2011年にかけて発表・出荷開始した最新製品と最新技術の数々を、展示ブースのデモとカンファレンスのFPGAトラックで一挙に公開するという。「百聞は一見に如かず! アルテラが発表した製品が確かに現実のものになっている様子を、ぜひ皆さんの目でご確認ください」(同社)。

>>3メディア合同「Embedded Technology 2011特集」

発表されたばかりの製品や技術が並ぶ

 展示ブースでは、2011年10月に発表したばかりのARMコア内蔵FPGA「SoC FPGA」とその「ソフトウェア開発環境バーチャル・ターゲット」(参考記事)を筆頭に、同じく10月に発表した「1080p / 30fpsビデオ解析技術」(参考記事)、9月に発表した「FPGAによる浮動小数点DSP」(参考記事)や「SATA 3.0ソリューション」、システム統合ツール「Qsys」、組み込み評価キット「VEEK」のデモなどを見せる予定だ。「アルテラだからこそ実現できる最先端のソリューションを数多く用意してお待ちしています」(日本アルテラ)。

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画像1 ARMのCortex-A9コアを搭載する新しいFPGA製品群「SoC FPGA」

 カンファレンスのFPGAトラックでは、5つのセッションを担当し、以下のテーマで講演する。

  1. 最新28nm FPGA製品ポートフォリオ
  2. 浮動小数点math.h関数群に完全対応したFPGAとツール
  3. 次世代のSoCデバイスへと進化するFPGAの適用事例
  4. アルテラFPGAで実装する適材適所な組込みプロセッサ・システム
  5. FPGAによる高速インターフェースソリューション
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画像2 28nm世代のハイエンドFPGA「Stratix V」に搭載した28Gビット/秒トランシーバのアイパターン(クリックで拡大します)

 日本アルテラは、スマートフォンやタブレット端末の普及、そしてクラウドコンピューティングの活用が進んでいるとの認識を示しており、「それらのサービスの提供者にとっては、広帯域のデータ通信、高速データ処理、それに伴い増大する消費電力を、どのようにして解決するかが大きなチャレンジになっています。当社ではこうしたトレンドに応じて生まれている、多様化する市場・機器の要求に対応し、社会インフラに寄与すべく活動していきます」と語っている。

 また、ET2011にかける期待としては、次のように述べている。「組み込みシステムの設計開発に携わる幅広いエンジニアが来場することに期待しています。ソフトウェアだけでなく、ハードウェアも含めた設計開発を担当する方も数多く参加されるため、当社製品・技術の実力を幅広い方にご覧いただき、体験していただく良い機会であると考えています」

Embedded Technology 2011/組込み総合技術展

会期 2011年11月16日(水)〜18日(金)
時間 10:00〜17:00(17日(木)は18:00に終了)
会場 パシフィコ横浜
日本アルテラ・ブースNo. D-48


Embedded Technology 2011特集
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