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「そのチキン、食べたらおなかを壊します」、スマートな冷蔵庫などに注目2012 International CES フォトギャラリー(1/3 ページ)

ラスベガスで今週開催されている消費者向けエレクトロニクスの総合展示会「2012 International CES」。会期初日の会場の様子を写真でリポートする。

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 今週、消費者向けエレクトロニクスの総合展示会「2012 International CES」が米国ネバダ州ラスベガスで開催されている(会期は2012年1月10〜13日)。会場のラスベガス・コンベンションセンター(LVCC)は、以前のように多くの参加者であふれかえっていた。

 数年前のCESを振り返ると、2009年は2008年秋に起きたリーマンショックの影響で来場者が大幅に減少し、2010年もやや回復したものの、かつてのような混雑は無かった。今回、参加者の数は例年通りに戻っている。ある参加者は、「経済が回復してきているサインだ」と話した。下の写真は、会期初日の1月10日午後のラスベガス・コンベンションセンター前の様子である。

写真1

 それでは、筆者が初日に注目した各社の展示を写真で見ていこう。



そのチキン、食べたらおなかを壊しますよ

 LG Electronicsの展示ブースでは、フレンチドア(観音開き)タイプの冷蔵庫の最上位機種を女性モデルが魅力的に紹介していた。

 同社によると、この機種はメモリ技術と通信技術を活用し、“冷蔵庫史上初”の機能を実現しているという。つまり、庫内の全ての食品の消費期限と賞味期限を記憶しており、冷凍庫に眠っている12年もののチキンを誰かが食べようとする前に、それは廃棄すべきだと注意してくれたりする。さらに、同社の「スマートキッチンレンジ」に煮込み料理のレシピを教えたり、お父さんのコレステロール値を知らせたりすることまでできる。

写真2

“パラノイアの中枢”に潜入

 カナダの家電メーカーであるCWDの展示ブースは、「パラノイアの中枢」とも呼ばれている。同社のブースには、隠しカメラや監視装置がずらりと並ぶ。例えば、写真の左端に写っている製品は、ジェームス・ボンドさながらの隠しカメラ搭載ペンだ。写真の中央部にある動作感知装置には、小型カメラも搭載されており、そこに映る全てのものを監視することができる。写真の右端は、一見すると実用的なラジオ付きデジタル時計のようだが、実は「ナニーカム」や「ブードワールスパイ」と呼ばれるベビーシッター監視用隠しカメラが搭載されている。

写真3

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