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スマホやタブレットがリモコン代わり、テレビメーカーがこぞってデモ:2012 International CES
ラスベガスで開催中のCESでは、大手テレビメーカー各社がこぞって、スマートフォンやタブレット端末をスマートテレビのリモコンとして利用するというデモを見せている。
米国ネバダ州ラスベガスで開催中の消費者向けエレクトロニクスの総合展示会「2012 International CES」(2012年1月10〜13日)では、数多くのスマートテレビが展示されている(関連記事その1、関連記事その2)。それと同様に目立つのが、スマートフォンやタブレット端末をスマートテレビのリモコンとして使用するデモだ。東芝の担当者は、「大量のコンテンツやWebを閲覧したり、FacebookやTwitterでコメントを書き込んだりするには、キーボードを表示できてスクロールもしやすいスマートフォンやタブレット端末の方が、従来のテレビ用リモコンよりも圧倒的に使いやすいはずだ」と述べる。
スマートフォンやタブレット端末をリモコンとして使用するには、専用のアプリをダウンロードすればよい。専用アプリの多くは無償でダウンロードが可能だ。
図1 「iPhone 4S」で「VIERA」を操作 パナソニックが展示した。同社の専用アプリは、Androidベースのスマートフォン/タブレット端末や、Appleの「iPhone」、「iPad」にダウンロード可能だが、それらで操作できるのはパナソニック製のテレビのみである。
図2 タブレットなら自由度の高いインタフェースが作れる 東芝の展示。同社は、スマートテレビ用のリモコンとしてタブレット端末を活用することに注力しているという。専用アプリは、当初はAndroidベースのタブレット端末向けのみを用意する予定だが、その後はiPhone/iPadにも対応したいとしている。このアプリで操作できるテレビは、東芝製のみ。
図3 ソニーのタブレット端末「Sシリーズ」をリモコンに ソニーの展示である。専用アプリはAndroidスマートフォン/タブレット端末向けとiPhone/iPad向けの両方を用意している。操作できるのはソニー製テレビのみ。
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