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IntelがVMwareと提携、より安全性の高いクラウド環境の構築を目指すビジネスニュース

クラウドを利用する企業は増えているものの、セキュリティに関する懸念は根強く残っているようだ。Intelは、仮想化技術を専門に手掛けるVMwareと提携し、より信頼性の高いクラウド環境の提供を目指すという。

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 Intelは2012年8月27日、クラウドコンピューティングを手掛けるVMwareと提携し、信頼性の高いクラウド向けのプラットフォームを提供することを目指すと発表した。このプラットフォームは、Intelのセキュリティ技術である「Trusted Execution Technology(TXT)」と、VMwareのサーバ仮想化ソフトウェアの最新版「VMware vSphere 5.1」を組み合わせたものになるという。

 Intelによれば、「ハードウェアレベルでセキュリティを強化するTXTを搭載したプロセッサとvSphere 5.1を統合することで、信頼性に優れたプラットフォームを実現できる。それにより、安全性の高いプライベートクラウド/パブリッククラウドの環境下で、ビジネスに不可欠なアプリケーションを実行できるようになる」としている。

 業務のスピードと効率性を高めるために企業がクラウドコンピューティングの利用を拡大する中、Intelは、企業がクラウドの導入をためらう場合、その主な原因がセキュリティに対する懸念であることに注目した。

 Intelのクラウドインフラストラクチャ・グループでジェネラルマネジャーを務めるJason Waxman氏は、報道発表資料の中で、「TXTは、BIOS攻撃の検知や防止のほか、ルートキットなどの探知されにくいマルウェアの進化の監視など、クラウドセキュリティの最も難しい課題の解決に役立つ。TXTとvSphere 5.1を組み合わせたプラットフォームは、仮想インフラストラクチャやクラウドの信頼性を築くためには不可欠であり、既に普及に向けて準備が整っている」と述べた。

 Intelが最近、世界規模で実施したクラウドのセキュリティに関する調査では、回答したIT企業の61%が、「仮想化データセンターのセキュリティ機能は不十分である。また、サイバー攻撃から守るための適切なツールがない」として懸念を示しているという。さらに、57%は、「コンプライアンス要件を満たす必要がある機密データはクラウドデータセンターには置かない方針」だとしている。「データを預けた社外のパブリッククラウドプロバイダのデータセンターで、データが消えたり、管理しにくくなったりするのではないか」という不安を感じたことのあるIT企業は、55%に上ったという。

【翻訳:平塚弥生、編集:EE Times Japan】

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