アナログ・デバイセズが浜松での技術セミナーを協賛――ルネサスとの協業もPR:イベントセミナー
アナログ・デバイセズ(以下、ADI)はこのほど、静岡県工業技術研究所浜松工業技術支援センターと浜松地域イノベーション推進機構が主催したセミナーイベント「電子回路設計者向け技術セミナー『アナログ編』in 浜松」を協賛し、ADI日本法人のベテランエンジニアによるアナログ回路設計に関する技術セミナーを行った。イベントには約80人の回路設計エンジニアが参加した。
アナログ・デバイセズ(以下、ADI)はこのほど、静岡県工業技術研究所浜松工業技術支援センターと浜松地域イノベーション推進機構が主催したセミナーイベント「電子回路設計者向け技術セミナー『アナログ編』in 浜松」を協賛し、ADI日本法人のベテランエンジニアによるアナログ回路設計に関する技術セミナーを行った。イベントには約80人の回路設計エンジニアが参加した。
ADI日本法人は、データコンバータICや電源ICを活用したアナログ回路設計に関する技術セミナーを積極的に開催している。2013年も協賛イベントも含め10回以上のセミナーイベントを実施。東京、大阪、名古屋といった大都市圏だけでなく、岩手や香川、長野、石川といった全国各地でイベントを開催している点も特徴。今回の浜松でのイベントも、その一環として、協賛、参加した。
浜松でのセミナーでは、ADIが得意とする高精度/高速データコンバータの性能を最大限引き出す設計技術ノウハウや、降圧スイッチングレギュレータの仕組みや電源回路の設計用ツールをテーマにした講演を行った。
講演以外にも、ADIやADIの販売代理店、パートナー企業の最新製品を提案するデモ展示なども行い、来場者から多くの関心を集めた。さらに、ADIとルネサス エレクトロニクスが協業し、両社の半導体製品を組み合わせたシステムソリューションに関する情報を提供するWebサイト「Solution-Edge」(ソリューションエッジ)の展示コーナーも開設。ルネサスのマイコン評価ボードとADIの評価ボードを接続するインターポーザボード「SE SP-01」(関連記事:ルネサスとADIが両社の評価ボードを接続する基板を共同開発、「評価環境設定時間を7割短縮」)をアピールした他、参加したエンジニアからの技術相談に応じていた。
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