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「プレステ4」を分解製品解剖(1/7 ページ)

「プレイステーション3」から、7年を経て発売が開始されたソニーの最新ゲーム機「プレイステーション4」。カナダのChipworksが、さっそく分解に着手した。

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 半導体や電子機器の解析を手掛けるカナダのChipworksは、スマートフォンやタブレット端末の分解リポートを公開するiFixitと共同で、ソニーの「プレイステーション4(PS4)」を分解した。同社はPS4(2013年11月15日の午前零時に北米で発売)を手に入れるために、カナダのオタワで、ゲーム小売大手のEB Gamesの店舗前に並んだ。PS3の発売から7年を経てついに発売されるPS4への期待で、辺りは興奮に包まれていたという。

分解前の「PS4」 出典:Chipworks

 「ソニーは、7年をかけて開発した多くの革新的な設計をPS4に盛り込んだ」と予測されていたが、分解したところ、その予想は当たっていることが分かった。ゲーム機器はこの7年間で、ゲームコンソールから本格的なリビングハブへと進化を遂げた。リビングハブは、ゲームだけでなく、映画や音楽、ソーシャルネットワークなど、多用途に利用できる。このようにホームメディアは大きく変化したが、ソニーは「PS4は何よりもまず“ゲームコンソール”である」という確固たる信念の下、マーケティングを展開してきた。

 PS4の外観は、ソニー伝統の光沢のある漆黒のスリムボディだ。サイズは第2世代の「PS3」とほぼ同じで、PS4のライバル製品とされるMicrosoftの「Xbox One」(2013年11月22日に発売予定)よりも若干小さい。まず気が付くのは、電源が匡体に内蔵されていることだ。おっちょこちょいなゲームユーザーが、レンガのような電源につまずくこともなくなるだろう。

 では、さっそくPS4の分解リポートをお届けしよう。


コンソールの外観 出典:Chipworks

コンソールからHDDを取り外す 出典:Chipworks

HDDの外観 出典:Chipworks

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