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ジャンプするロボット、透明スピーカ、厚さ1.5mmのキーボード……注目ガジェットが満載2014 CES(4/5 ページ)

2014年1月10日に、盛況のうちに閉幕した「2014 International CES」(米国ラスベガス)。今回のCESでも、デザインが優れた玩具、フィットネス機器、代替エネルギー技術、モノのインターネット(IoT)技術など、あらゆるものが出そろった。その一部を紹介しよう。

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睡眠の質を高める?

 パリに拠点を置くWithingsは、睡眠システム「Withings Aura」によって、睡眠の質に革命をもたらそうとしている。

 Withingsによると、このシステムはベッドサイドに設置する機器、マットレスの下に入れる睡眠センサー、モバイルアプリで構成されていて、ユーザーの睡眠をモニタリングする。

 この機器はユーザーの睡眠環境(騒音、室温、明るさのレベル)を記録しながら、科学的に認められた照明/音声プログラムを提供する。一方、柔らかいパッドのような形状をしたセンサーは、マットレスの下に入れる。これによって、ユーザーの体の動きや呼吸、心拍数を計測し、睡眠のパターンやサイクルを監視する。

 ユーザーは、専用のモバイルアプリを使うことで、自分の睡眠サイクルを実際に見られる他、目が覚めるタイミングや毎晩の睡眠の違いなどを知ることができる。

 Withings Auraのよって、ユーザーは睡眠中の状態をより知ることができる。それで本当に睡眠の質が高まるかどうかはさておき、神経質な家族へのプレゼントにはうってつけと言えるだろう。

1分で設置完了、見守りシステム

 Dropcamは、クラウドベースのWi-Fiビデオモニタリングシステム「Dropcam Pro」を披露した。Dropcam Proは、究極のモニタリングシステムと言えるかもしれない。ホストは設定しやすく、約1分で設定できる。双方向の会話が可能で、ライブストリーミングを無償で、かつ安全に閲覧できる。オプションでクラウド上に録画することも可能だ。Dropcam Proを使えば、離れた場所から子どもやペット、自宅を見守ることができる。

 Dropcam ProはAmbarellaのHDカメラとSoCを搭載し、ワイヤレス接続で高音質のHD動画を閲覧できる。視野角は130度。ストリーミング中の画像を最大8倍までズームできるという。

iBeacon/NFCを利用する温度調節システム

 Allure Energyは、近距離の無線通信技術である「iBeacon」やNFC(Near Field Communication)に対応するセンサー技術を用いて、温度調節システム「Aura」を開発した。タッチスクリーン方式のサーモスタット「Eversense」と組み合わせて使うことで、Auraが感知した部屋の温度をモバイルアプリから調節できる。

 AuraとEversenseは、近接制御技術を利用して、ユーザーが自宅からどれくらい離れた場所にいるのかを基に、室内の温度や電力を管理する。アプリは「iPhone」とAndroidスマートフォンで利用できる。ただし、Auraの発売日は未定だ。

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