検索
ニュース

7つの海で大活躍、水中ロボット最新事情フォトギャラリー(2/4 ページ)

最近は、多種多少な海洋ロボットが登場している。外観も小型船艇タイプからタコ型、カメ型までさまざまで、仕事内容もクラゲの捕獲からサンゴ礁の再生、監視活動の補助、難破船の調査まで幅広い。持ち運びが可能な水中ロボットまで登場している。世界各地の最新海洋ロボットを厳選して紹介しよう。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena

大西洋の自律航行にチャレンジするも……

 全長12.3フィート(約3.7m)の自律型ロボットボート「Scout」は、学生チームによって生み出された。Scoutの船体は、ポリ塩化ビニルで覆ったサンドイッチ状のカーボンファイバーで作られている。船幅は約80cmで竜骨(キール。船底を船首から船尾にかけて通すように配置された構造材)は約1m。太陽光発電によって、リン酸鉄リチウムイオン電池を充電する。

 Scoutは大西洋を横断すべく、2013年8月に米国ロードアイランド州から出航した。事前にプログラムされたルートに沿って完全に自律航行し、イリジウム衛星を使って位置情報を送信していたが、2013年11月6日を最後に更新が途絶え、消息不明となってしまったようだ……。成功すれば、スペインに到達する予定だった。


出典 GoTransat.com

水中観察用の“ハイエンド玩具”

 Deep Trekkerの遠隔操作無人探査機「DTG2 Worker」は、膨大な予算を必要とする軍事用または科学者の研究用としてではなく、ヨットや漁船、水中探査艇などを保有する人々を対象として開発された。水中を観察する“ハイエンド玩具”としてだけでなく、難破船やサンゴ礁、水難事故現場の調査などにも使用できる。建設現場や原子力発電所、被災後の捜索救援活動の他、研究用途にも活用することができる。

 DTG2 Workerの最上位機種は、水中で物を操作したり捕獲したりすることが可能だ。そのようすを遠隔地から観察できる。ケーブルの長さは100mで、スクリーンコントローラを内蔵。カメラを搭載し、垂直270度の視野角を実現する。さらに、物を挟んでつかむことができる機能も備える。搭載したセンサーで水温や水深の他、ロールやピッチも検知する。電池駆動時間は6〜8時間で、本体重量は約8.5kgである。


出典 Deep Trekker

持ち運べる!? 3.6kgの水中ロボット

 民生機器クラスの遠隔操作探査機の人気が年々高まっている。Aquabotixが開発した「HydroView Max」もその1つだ。同社のプロフェッショナル向けハイエンドモデル「HydroView Pro」に比べて、大幅な低価格化を実現した。両モデルとも、ノートPCや「iPad」で操作する。

 HydroView Maxの本体重量は約3.6kgで、リュックサックに入れて持ち運べる軽さだ。8Gバイトのメモリとヘッドライト、長さ22.8mのケーブルを標準装備している。駆動時間は2時間で、対角視野66度の1Mピクセルカメラを備える。一方のHydroView Proは、本体重量が約5.9kg。長さ76.2mのケーブルとモーター8個、センサー3個(水深/水温/方位センサー)を搭載。最大積載量は0.9kg。32Gバイトのメモリを搭載し、駆動時間は3時間。カメラ仕様はHydroView Maxと同じだ。


出典 Aquabotix

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る