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iOSに続き「Android L」もサポート、Bluetooth Smart対応アプリの開拓に弾み無線通信技術 Bluetooth(1/2 ページ)

Googleは新たなAndroid OS「L」で、「Bluetooth Smart」および「Bluetoothクラシック」をネイティブでサポートする。Appleの「iOS」に続き、主要なモバイルOSがBluetooth Smartに対応したことで、システム開発が一段と加速する可能性が高まった。

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 短距離無線通信規格であるBluetooth技術が、スマートホームやビーコンなどの新しい市場で広まることになりそうだ。Googleは新たなAndroid OS「L」で、「Bluetooth Smart」および「Bluetoothクラシック」をネイティブでサポートする。Appleの「iOS」に続き、主要なモバイルOSがBluetooth Smartに対応したことで、システム開発が一段と加速する見通しとなった。

 Bluetooth SIGは2014年8月22日、東京都内で記者会見し、グローバルインダストリ&ブランドマーケティングのディレクタを務めるErrett Kroeter氏らが、Bluetoothに関する最新動向などについて語った。特に、Kroeter氏は、2010年に策定された「Bluetooth Smart」の登場で、ウェアラブル機器などへの搭載が急速に拡大したことを強調した(関連記事:Bluetoothの新用途が続々登場、2018年には対応機器が320億個に)。

「Bluetooth Smart」が普及のきっかけに

 Bluetooth Smartは、従来のBluetooth規格に比べて消費電力を約1/10まで低減できるのが大きな特長だ。Kroeter氏は、「ローパワー技術が採用されたことにより、これまで1〜2カ月といわれていた電池寿命が、1〜2年にまで延びた。Bluetoothにとって、いわば第2の波である」と話す。

 実際にBluetooth対応機器の出荷台数は、2013年に25億台となり、2014年は31億台が見込まれている。調査会社によれば、今後も市場は拡大を続ける見通しで、2018年には46億台の規模が予想されている。また、2018年までに全携帯電話機の96%が「Bluetooth Smart Ready」対応モデルになるとみられている。

Bluetooth SIGでグローバルインダストリ&ブランドマーケティングのディレクタを務めるErrett Kroeter氏(左)と、Bluetooth対応機器の出荷台数実績と予測 (クリックで拡大) 出典:Bluetooth SIG

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