ニュース
東芝とシスコシステムズがIoT(Internet of Things)分野で協業:組み込み開発ニュース
東芝とシスコシステムズは2014年11月13日、IoT(Internet of Things)分野における協業を発表した。東芝のエンドポイント管理技術やストレージ技術、シスコのネットワーク技術などを集結し、製造や交通、スマートシティといった産業領域での事業化を検討する。
東芝とシスコシステムズは2014年11月13日、IoT(Internet of Things)分野における協力関係構築に関して協議を開始することに合意、覚書を締結したと発表した。両社は製造、交通・運輸、スマートシティを中心とした産業分野において、研究開発や事業化の可能性について検討を進める。
両社はIoTの進化発展に伴い、処理の一部をエンドデバイスに近い側で行う「エッジコンピューティング」の重要性が高まると予測しており、シスコシステムズのセキュリティ要素を含むネットワーク技術、東芝グループのエンドポイント管理技術、ストリーミングコンピューティング技術、ストレージ技術などを用い、エッジコンピューティングの普及に向けた技術検証、マーケティング活動などを行うとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- CEATEC 2014 開催直前情報:東芝、上半身が自然に動く“人間らしい”ロボットで介護福祉市場へ
東芝が「人間らしい容姿で腕や手が自然な動きをするコミュニケーションロボット」を開発、「CEATEC JAPAN 2014」にて参考展示する。2020年をめどに、介護福祉分野へ投入する。