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完結編:カンファレンス以外にも多彩なイベントを用意:徹底プレビュー「ISSCC2015の歩き方」(13)(1/3 ページ)
ISSCCにおけるカンファレンス以外のプログラムを紹介する。カンファレンス開幕の前日すなわち2015年2月22日から、カンファレンス閉幕の翌日である26日まで、さまざまなイベントが組まれている。
前日からISSCCを盛り上げるイベントが始まる
「徹底プレビュー「ISSCC2015の歩き方」」は、今回が最終回となる。ここまでお付き合いくださった読者の皆さまには、心から感謝したい。
最終回では、ISSCCにおけるカンファレンス以外のプログラムをお伝えしよう。カンファレンス開幕の前日すなわち2015年2月22日から、カンファレンス閉幕の翌日である26日まで、さまざまなイベントが組まれている。
ISSCC2015のスケジュール。赤色の部分がカンファレンス。これまでの連載で詳しく紹介してきた部分である。今回は、黄色と黄緑色の部分をご紹介する。この図面は、2014年11月17日に開催された「ISSCC2015東京記者会見」の説明資料から引用した (クリックで拡大)
22日(日曜日)には、講義形式のチュートリアルが10本と、「先端回路設計(アドバンスト・サーキット・デザイン)」をテーマとする講義形式のフォーラムが2本、予定されている。チュートリアルは1本が90分と短いので、観光と両立させたスケジュールを組みやすい。一方、フォーラムは朝から夕方までの全日プログラムで、知識をたっぷりと吸収したい参加者に向く。なお、いずれもカンファレンスの登録料金とは別に参加料金を支払う必要があるので、注意されたい(詳しくは後述)。
また22日の夜には、「イブニング・セッション」と称するイベントが組まれている。イブニング・セッションは2つある。1つは、大学による発表論文をまとめて紹介するセッションで、午後7時30分に始まる。もう1つは「脳と機械のインタフェース(ブレイン・マシン・インタフェース)」をテーマとするパネル討論で、午後8時に始まる予定である。
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