どう変わる? 5年後の地下街
2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催や、外国人観光客の増加を背景に、屋内測位技術に注目が集まっています。
国土交通省が「東京駅周辺高精度測位社会プロジェクト検討会」を設け、屋内外測位技術を手掛ける複数のメーカーとともに、実証実験を進めるなど、政府も積極的に取り組む姿勢を見せています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 看護師の動きをリアルタイムに追跡、院内業務の改善点が浮き彫りに
米フロリダ州の病院は、院内における看護師の動きをリアルタイムでトラッキングする技術を導入している。公共施設や商業施設では、利用者の行動パターンをトラッキングして、利便性などを向上する取り組みが始まっているが、この病院では、トラッキング技術によって、非効率的なワークフローなどが明らかになったという。 - 広い地下街、磁場のゆがみ……そんな東京駅でも迷わない、屋内測位技術を公開
CSRの屋内測位技術「SiRFusion」は、Wi-Fi信号やGPSの情報、加速度センサー/角速度センサーなどを組み合わせて屋内外の測位を行うシステムだ。新たにインフラを設置しなくても、既存のもので対応できるのが最大の特長となっている。 - 30cm以内の精度で測位可能なUWBによる屋内測位システムを開発
情報通信研究機構は、UWB(Ultra Wide Band)を活用した高精度の屋内測位システムを開発したと発表した。GPSなど衛星測位システムが使用できない屋内でも、リアルタイムに30cm程度の小さな誤差で位置測定が行えるという。 - 注目集める中国の衛星測位システム「北斗」、クアルコムとブロードコムも対応品を開発
位置情報の精度を向上できるとして、中国の衛星測位システム「北斗」が注目を集めている。モバイル端末向けのプロセッサや通信チップを提供するクアルコムとブロードコムも、北斗に対応する製品の開発をめぐって火花を散らしている。