電子工作マンガのアドバイザー×女子大生クリエーターがお届け! モノづくりの魅力を語る生番組:ITmedia Virtual EXPO Stream
現在、Web上で開催中の「ITmedia Virtual EXPO 2015 春」。本日(2015年2月26日)の午後2時から行われる「ITmedia Virtual EXPO Stream」は、スペシャル番組をライブで配信する特別企画だ。電子工作マンガ「ハルロック」の技術アドバイザーや、モノづくり女子大生「きゅんくん」、筋電義手「handiii」を手掛けるベンチャー企業が登場する。
2015年2月17日〜3月6日まで開催中の「ITmedia Virtual EXPO 2015 春」。本日(2015年2月26日)午後2時から、特別企画として、Virtual EXPOのためのスペシャル番組をライブで配信する「ITmedia Virtual EXPO Stream」が行われる。
ここでは、14時40分に配信予定の第2部と、15時10分に配信予定の第3部について、ちらりと紹介したい。
何が魅力? 電子工作
第2部では、電子工作マンガ「ハルロック」の技術アドバイザーを務める鳥居順次氏と、“ロボティクスファッションクリエーター”として活躍中の女子大生きゅんくんが、モノづくりの魅力について語る。
ハルロックは、電子工作が趣味の女子大生、晴ちゃんが「こんなのあったらいいな」と思うガジェットを次々に作っていくという内容で、重版されるほど人気を集めている。電子工作がマンガのネタになるあたり、“電子工作”のイメージがだいぶ変わってきていることが分かる。番組では、鳥居氏がハルロック制作にまつわる裏話をたっぷり明かしてくれる予定だ。
さらに、電子工作の魅力とは何なのか。“モノづくり歴”の長い2人に、とことん語ってもらう。
“ロボティックな義手”づくりを目指して
続く第3部では、「装着すると目立つ」という、これまでにないコンセプトで義手づくりを手掛けるベンチャー企業exiiiが登場する。同社の義手「handiii」は、腕の筋肉の信号を読み取って、直感的に動かせるものだ。だが最大の特徴は、何といっても、そのロボットのような形状だろう。「できるだけ本来の腕に近いものを」という従来の考え方とは真逆の発想で作られている。しかもexiiiは、handiiiを10万円で提供しようとしているのだ。
handiiiの中身から、価格を抑えるための取り組みまで、開発秘話をライブ配信でお届けする。handiiiのデモも、ぜひご覧いただきたい。
詳細は以下の通りです。下記サイトにアクセスしていただければ、無料で視聴可能です。
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