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BLEビーコンとしても機能するスマートLED電球CSRmeshを採用

CSRは、SK Telecomが「CSRmesh」を採用し、Bluetooth Smart(Bluetooth Low Energy:BLE)ビーコンとしても機能するスマートLED電球を開発したと発表した。照明とビーコン、メッシュ機能を組み合わせた連携は、「世界初」(CSR)という。

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 英国CSRは2015年7月、韓国SK Telecomが「CSRmesh」を採用して、Bluetooth Smartビーコンとしても機能するスマートLED電球を開発したと発表した。CSRmeshは、メッシュネットワークに接続されたほぼ無数の機器を、スマートフォンやタブレット端末などで制御できるようにする技術だ*)

*)関連記事:無数の機器をスマホで制御可能な「Bluetooth Smartのメッシュ技術」

 このスマートLED電球を用いた照明システムでは、店舗内のほぼ無制限のスマートLED電球をネットワーク化して制御できるだけでなく、店内にいるスマートフォンユーザーの現在位置情報に基づいたお知らせや、特定顧客をターゲットにした案内を提供できるようになる。

照明とビーコン、メッシュネットワーク機能の連携

 SK TelecomのスマートLED電球は、「CSR1010」チップセットを内蔵した無線認証取得済みモジュールを搭載している。CSRmeshによって、Bluetooth Smart対応機器がメッセージを受信したり、そのメッセージに従って作動したりするだけでなく、機器自体が周辺の機器にメッセージを伝えていく。それによってカバー範囲が拡大し、メッシュネットワークを構築していく。CSRによれば、このような照明とビーコン、メッシュ機能を組み合わせた連携は、「世界初」だという。

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SK Telecomが開発した、スマートLED電球システムのイメージ(クリックで拡大)

 CSRビジネス・グループ担当シニアバイスプレジデントのアンソニー・マレー氏は「今回発表したソリューションは、ビーコンシステムを建物の基盤設備に変更を加えることなく導入できるようにするもの。もともと店舗全体に満遍なく配置されている照明用設備機器にそのまま取り付けられるので、店舗内全域をカバーできる」と、リリースの中でコメントしている。

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