CEATEC 2017の開催を決定――10月3〜6日、幕張で:CPS/IoT総合展の位置付けで
CEATEC JAPAN実施協議会は2017年2月、2017年10月3〜6日の会期でCPS/IoT総合展「CEATEC JAPAN 2017」を開催すると発表した。
開催テーマは「つながる社会、共創する未来」
電子情報技術産業協会(JEITA)など3団体で構成するCEATEC JAPAN実施協議会は2017年2月2日、2017年10月3〜6日の会期で、CPS(サイバーフィジカルシステム)、IoT(モノのインターネット)に関する総合展示会「CEATEC JAPAN 2017」(シーテック ジャパン 2017)を開催すると発表した。会場は、千葉市の幕張メッセ。
CEATEC JAPANは、2017年開催で18回目を迎える。前回、2016年開催から展示会の位置付けを、それまでの「最先端IT・エレクトロニクス総合展」から「CPS/IoT総合展」と改めた。2016年開催では、出展者数648社(前年比22.0%増)、登録来場者数14万5180人(前年比9.1%増)といずれも前年を大幅に上回った。
2017年10月開催が決まったCEATEC JAPAN 2017は、2016年に引き続き、CPS/IoT総合展と位置付け、開催テーマを「つながる社会、共創する未来」と設定。「IT、エレクトロニクス産業だけにとどまらず、CPS/IoTを活用するモビリティ、住宅、ヘルスケア、農業、航空宇宙など、さまざまな産業におけるフロントランナーの出展を広く募集する」(CEATEC JAPAN実施協議会)とする。
その他、2016年開催でも実施した「AI(人工知能)パビリオン」やロボットやバイオテクノロジなど新たな価値創出のコアとなる最先端のテクノロジのための特別エリアの設置を企画しているという。
詳細な開催概要については「2017年7月下旬に発表する」(同協議会)。なお、出展者募集は2017年2月21日から5月31日までの期間で実施される。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- CEATECの「IoTタウン」、初出展ばかりで面白い
CPS/IoTの展示会として開催されている「CEATEC JAPAN 2016」(2016年10月4〜7日/千葉市幕張メッセ)。生まれ変わったCEATECで、主催者が特別企画として展示しているのが「IoTタウン」である。本記事では、初出展となる企業を中心に、IoTタウンの様子を画像で紹介する。 - CEATECが日本の底力を見せる!
2016年10月4日から7日まで開催されるCPS(サイバーフィジカルシステム)/IoT(モノのインターネット)に関する展示会「CEATEC JAPAN 2016」の開催前日記者会見が、展示会会場の千葉市・幕張メッセで行われた。 - 抹殺する人工知能 〜 生存競争と自然淘汰で、最適解にたどりつく
“人工知能技術”の1つに、生物の進化のプロセスを用いて最適解へと導く「遺伝的アルゴリズム(Genetic Algorithm:GA)」があります。25年ほど前に私が狂ったようにのめり込んだ技術なのですが、世界的にもファンがたくさんいるようです。そして、このGAこそが、私たちがイメージする“人工知能”に最も近いものではないかと思うのです。 - 空飛ぶ折り鶴が“誰でも操縦できる”ように進化
ロームは「CEATEC JAPAN 2016」(シーテック ジャパン、会期:2016年10月4〜7日、会場:千葉市幕張メッセ)で“空飛ぶ折り鶴”のデモ飛行を公開する。 - ファーウェイ製スマホ分解で見えたアップル/サムスンを超えた“中国のチップ開発力”
スマートフォン大手の中国Huawei(ファーウェイ)は、ハイエンドモデルだけでも年間2モデル発売する。2016年も6月に「P9」を、12月に「Mate9」を発売した。今回は、これら2つのハイエンドスマートフォンを分解し、どのような違いがあるか比べてみる。