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大型タッチスクリーン搭載のミドルレンジオシロテクトロ、新製品2シリーズを発表(1/2 ページ)

Tektronixの日本法人、テクトロニクスは2019年6月4日、同社のオシロスコープの製品ラインアップに、新製品の「3シリーズMDO」と「4シリーズMSO」を追加することを発表した。いずれも直感的なタッチ操作が可能なユーザーインタフェースで、それぞれ11.6型、13.3型と、大型フルHDディスプレイを搭載している。テクトロニクスは上位機種の「5シリーズMSO」「6シリーズMSO」を既に販売しているが、今回の新製品には、この5、6シリーズと同様のユーザーインタフェースを適応したという。

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 Tektronixの日本法人、テクトロニクスは2019年6月4日、同社のオシロスコープの製品ラインアップに、新製品の「3シリーズMDO」と「4シリーズMSO」を追加することを発表した。いずれも直感的なタッチ操作が可能なユーザーインタフェースで、それぞれ11.6型、13.3型と、大型フルHDディスプレイを搭載している。テクトロニクスは上位機種の「5シリーズMSO」「6シリーズMSO」を既に販売しているが、今回の新製品には、この5、6シリーズと同様のユーザーインタフェースを適用したという。


4シリーズMSO「MSO46」(左)と3シリーズMDO「MDO34」(右)(クリックで拡大)出典:テクトロニクス

「クラス最大のディスプレイ」で感覚操作が可能

 4シリーズMSOは、13.3型の大型フルHDディスプレイを実現、また、タッチスクリーンユーザーインタフェースを採用し、ピンチやズーム、スワイプなど直感的な操作が可能になっている。Tektronixオシロスコープ事業部プロダクトマーケティングディレクター、Dave Slack氏は、「クラス最大かつ、唯一のフルHDディスプレイの搭載によって、同時に多くの信号を見るとともに、測定結果やプロトコルテーブルなどの情報を観測することが可能になった」と話した。

 また、ロジックプローブを接続するだけで、任意の入力チャンネルをアナログ1チャンネルからデジタル8チャンネルに変更できる入力機能「FlexChannel」を、このクラスで初めて搭載しているのも大きな特長だ。


4シリーズMSOの基本仕様(クリックで拡大)出典:テクトロニクス

 周波数帯域は200MHz/350MHz/500MHz/1GHz/1.5GHzの5つのモデルを用意。さらに4チャンネルと6チャンネルで分かれている。全てのアナログおよびデジタルチャンネルにおいて、6.25Gサンプル/秒のサンプルレートを実現している。標準レコード長は31.25Mポイント(オプションで62.5Mポイントに拡張可能)だ。また、また、同社が独自にカスタムASICとして開発した12ビットA-Dコンバーターを搭載。これによって「クラス最高の垂直分解能を実現している」という。

 さらに、シリアルデコード/解析、任意波形/ファンクションジェネレーター、DVM(デジタルボルトメーター)/周波数カウンターなどの各オプションも用意されているほか、自動ACライン、スイッチングデバイス、リップル/シーケンス測定などのパワー解析パッケージも用意されている。

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