NXP、IoT機器向けの新セキュアエレメントを発表:新プラットフォーム「EdgeVerse」を展開(1/2 ページ)
NXP Semiconductors(以下、NXP)の日本法人、NXPジャパンは6月26日、東京都内で、記者説明会を実施し、IoT(モノのインターネット)向けに高性能セキュリティ実装を実現する新製品「EdgeLock SE050 Plug&Trust Secure Element(SE)ファミリー」を発表した。NXPは、2019年7月31日までの量産開始を予定している。
NXP Semiconductors(以下、NXP)の日本法人、NXPジャパンは6月26日、東京都内で、記者説明会を実施し、IoT(モノのインターネット)向けに高性能セキュリティ実装を実現する新製品「EdgeLock SE050 Plug&Trust Secure Element(SE)ファミリー」を発表した。NXPは、2019年7月31日までの量産開始を予定している。
新プラットフォーム「EdgeVerse」
「EdgeLock」は、NXPがエッジコンピューティングの加速に向けて開発した新プラットフォーム「EdgeVerse」のうち、セキュリティ関連の製品をまとめたブランドの1つ。今回発表したEdgeLock SEの他には、認証のソリューション「EdgeLock SA」、セキュアマイコンなどの「EdgeLock」、IoTサービスのプラットフォーム「EdgeLock 2GO」を用意している。
SE050は、既存のセキュアエレメント「A71CH」をベースに、さらなる高性能セキュリティと機能統合、実装の簡素化を実現したセキュアエレメントだ。
パブリッククラウドへのTLS接続に必要な鍵情報を備えて認証を容易にしている他、同社のセキュリティソフトウェアがあらかじめ書き込まれているため、ユーザーによる開発の必要がないなど、「すぐに使用可能なソリューションとして提供される」製品だという。
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