ドラえもんがほしい……ベビーテックの未来を妄想する:電子機器設計/組み込み開発メルマガ 編集後記
子育てにテクノロジーを活用する「ベビーテック」が発展を続けるなか、子育て真っ只中の筆者は、「こんなことできたらいいな」と妄想しています。
この記事は、2022年7月25日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。
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ドラえもんがほしい……ベビーテックの未来を妄想する
「もしドラえもんがいたら、どんな道具が欲しい?」この想像は、誰も一度はしたことがあるのではないでしょうか。タイムマシンやどこでもドア、もしもボックスなどいろんな道具が頭に浮かんでくるかと思いますが、筆者は、いまなら間違いなく「道具はいい。とにかくドラえもんがいればいい」と答えます。
私事で恐縮ですが、筆者は昨年、第一子を迎えることができ、現在絶賛子育て中です。ただ、日本同様、ドイツでも保育士/施設不足は深刻で、全国的に10万人以上の保育士が不足しているとも伝えられています。そのため、筆者もいつになるか分からない保育所の順番を待ちつつ、夫婦ともに自宅で子育てとフルタイム勤務の両立に悪戦苦労している毎日であり、まさに猫の手も借りたいところ。
だから、「子守用」のロボットであるドラえもんが、欲しくて欲しくてたまらないのです。ご存じの通り、ドラえもんはのび太くんの所に来る前は、のび太くんの子孫・セワシくんのお世話をしていたという設定。ドラえもん誕生のストーリーでは不良品扱いから始まっていましたが、漫画やアニメで見るセワシくんはとてもしっかり成長しているように見えますので、ドラえもんの子育て力は確かなものなのではないかと思っています。あらゆる子育てをカバーしてくれ、さらには子どもの大切な友達にもなってくれる、そんな存在がいたら最高ではないでしょうか。
もちろん、ドラえもんのようなロボットが実現できるような未来は、遠い先のことと思いますが、近年、子育てにテクノロジーを活用する「ベビーテック」という分野は大きく拡大/発展しているそうです。
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