コラム
天野浩先生から感じた、トップランナーの視野の広さ:電子機器設計/組み込み開発メルマガ 編集後記
在日ドイツ商工会議所が主催する「日独オクトーバー技術交流会」にて、名古屋大学 天野浩教授が過去の研究における「反省点」について話されていました。
この記事は、2023年10月16日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。
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天野浩先生から感じた、トップランナーの視野の広さ
先日、在日ドイツ商工会議所が主催する「日独オクトーバー技術交流会」に参加しました。持続可能な社会の実現に向け、日本とドイツのさまざまな分野の専門家による講演や企業による展示が行われていました。
特別講演には名古屋大学 未来材料・システム研究所 未来エレクトロニクス集積研究センター長の天野浩教授が登壇。GaN(窒化ガリウム)をはじめとするWBG(ワイドバンドギャップ)半導体の将来展望について話をされていました。
その中で個人的に印象に残ったのは学生時代のLEDの研究開発を振り返ってのお話でした。天野先生といえば青色LEDの研究で2014年にノーベル物理学賞を受賞されたまさにトップランナーですが、「反省していることがある」というのです。
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