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「あの夏の思い出も半導体のおかげだぞ」―― SEAJの半導体業界「あるある」漫画に続編SEMICON Japan 2023で展示(2/3 ページ)

日本半導体製造装置協会は「SEMICON Japan 2023」(2023年12月13〜15日/東京ビッグサイト)に出展し、半導体業界「あるある」などをユーモアを交えて描いた漫画「はんぞうくんの新入社員体験記」の続編を展示した。

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はんぞうくんが配属、そして海外赴任へ

 SEAJは今回、ブースで「はんぞうくんの新入社員体験記」の続編(全3ページ)を展示していた。

 1話目の「いざ初任地へ」では、はんぞうくんが、大自然が広がる初任地に到着。登山や海水浴、キャンプなどのレジャーを楽しんでいると先輩が現れ、まさに豊富な水や広大な土地といった大自然(および豊富な電力)が半導体工場の建設に重要な要素だと教えてくれた。はんぞうくんは、半導体製造/開発がしやすい環境は、人間にとっても暮らしやすいのではないか、と考えるのであった。

 2話目の「出張先で見る花火?」では、とある夏の出張先の夜、はんぞうくんがふと空を見上げると、音がないのに花火のような光が夜空に広がっているのに気が付く。実はこれは4000機のドローンを用いたドローンショーで、一緒にいた先輩が、ドローンショーも半導体の飛行制御技術があってこその技術だと説明してくれる。はんぞうくんは、先輩の半導体に対する誇らしげな姿が花火よりも輝いて見えたのだった。

 最終話の「世界が力を合わせれば」では、入社から数年が経過したはんぞうくんが、初の海外赴任をすることになる。国際色豊かなメンバーに囲まれた環境で、英語が苦手なはんぞうくんは戸惑いを隠せないが、自信満々に英語を話していた上司もかつては英語が苦手だったと聞き、少し希望が見えたようだ。半導体業界では、英語が全くできなかった人が、TOEIC900点以上を取れるようになることもあるといい、はんぞうくんのこれからの成長に期待が高まる。

はんぞうくんの新入社員体験記「いざ初任地へ」はんぞうくんの新入社員体験記「出張先で見る花火?」はんぞうくんの新入社員体験記「世界が力を合わせれば」 はんぞうくんの新入社員体験記「世界が力を合わせれば」。左=第1話「いざ初任地へ」/中央=第2話「出張先で見る花火?」/右=最終話「世界が力を合わせれば」[クリックで拡大] 出所:SEAJ

 SEAJ事務局長兼広報部長の小林章秀氏は、「前回(2022年)のSEMICON Japanのブースは、半導体業界について漫画形式で展示をしたところ、非常に好評だった。2023年も引き続き漫画形式を採用したところ、前年比で倍以上の人がブースに足を運んでくれている」と語った。

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