「SEMICON Japan 2024」11日開幕 半導体設計に焦点の新企画も:1107社/団体が出展(1/2 ページ)
エレクトロニクス製造の国際展示会「SEICON Japan 2024」が2024年12月11〜13日、東京ビッグサイトにて開催される。ことしは「半導体の未来がここにある。」をテーマに掲げ、前回を上回る1107社/団体が出展する。のべ来場者数は10万人を見込む。
エレクトロニクス製造の国際展示会「SEICON Japan 2024」が2024年12月11〜13日、東京ビッグサイトにて開催される。主催のSEMIジャパンは開催に先立つ同月9日、記者会見を実施し、展示会の見どころを紹介した。
SEMICON Japan 2024は「半導体の未来がここにある。」をテーマに掲げ、前回を上回る1107社/団体が出展する。延べ来場者数は10万人を見込む。
後工程の「APCS」、設計の「ADIS」など企画展示も豊富
展示会場では、さまざまな企画展示を行う。半導体パッケージングや基板実装分野に焦点を当てた「APCS(Advanced Packaging and Chiplet Summit)」は3回目の開催だ。100社以上が集うブース展示に加え、注目トピックである「後工程自動化」「ガラス基板」「ユーザー目線での要求と期待」をテーマにしたカンファレンスなども行う。
今回から、半導体設計/検証分野に焦点を当てたサミット「ADIS(Advanced Design Innovation Summit)」も新たに立ち上げる。ADISでも「車載向けSoC(System on Chip)設計」「EDAベンダーが語る設計現場の最前線」「半導体設計の未来予想図」をテーマにカンファレンスを行う。
記者会見に登壇したSEMIジャパン 代表の浜島雅彦氏は、ADIS立ち上げの理由を「これまで半導体産業において、設計工程は重要であるにもかかわらず光が当たってこなかった」と説明した。
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