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LLMの1ビット量子化、エッジ対応「MONAKA-X」も 富士通の最新戦略:「AI分野で最も強いCPUを目指す」(1/3 ページ)
富士通は2025年12月2日、技術戦略説明会「Fujitsu Technology Update」を開催。生成AI関連の新技術や次世代CPU「FUJITSU-MONAKA」のロードマップについて説明した。
富士通は2025年12月2日、技術戦略説明会「Fujitsu Technology Update」を開催。生成AI関連の新技術や次世代CPUのロードマップについて説明した。
富士通は、顧客にソブリンAIプラットフォーム/ソブリンインフラストラクチャを提供することを技術戦略として掲げている。同イベントに登壇した富士通 副社長 最高技術責任者(CTO)、システムプラットフォーム担当のヴィヴェック・マハジャン氏は「顧客がソブリン(主権を有する状態)であるために、富士通の技術に重要なのはセキュリティ、柔軟性、そしてドメインスペシフィック(業種/業務特化)であることだ」と説明。それを踏まえてAI技術、セキュリティ技術、コンピューティング技術、ネットワーク技術を開発するとした。
研究戦略としては、5つのキーテクノロジー「AI」「コンピューティング」「データ&セキュリティ」「ネットワーク」「コンバージングテクノロジー」を強化しながら、テクノロジートレンドを踏まえた新領域として「フィジカルAI」「宇宙」「防衛・次世代通信」にも注力していくという。
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