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シャープ新社長は海外事業出身 鴻海と連携で「新たな成長ステージへ」新規事業にも意欲(1/2 ページ)

シャープは2026年3月31日、4月1日付で社長に就任する河村哲治氏の就任記者会見を開催。社長交代の背景や今後目指す企業価値の最大化に向けた戦略などを語った。

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 シャープは2026年3月31日、4月1日付で社長に就任する河村哲治氏の就任記者会見を開催。社長交代の背景や今後目指す企業価値の最大化に向けた戦略などを語った。

シャープ 新社長の河村哲治氏(左)と前社長の沖津雅浩氏(右)
シャープ 新社長の河村哲治氏(左)と前社長の沖津雅浩氏(右)[クリックで拡大] 出所:シャープ

新社長は海外事業25年 B2Bで豊富な経験

 河村氏は1984年にシャープに入社し、社歴の3分の2にあたる25年間を海外で過ごしてきた。2006年からは米国で複写機ディーラーの買収と直販の販売網立ち上げに従事し、その後は欧州統括会社SEEの社長や米国販売会社SECの会長などを歴任。海外でのB2B事業や営業関連で豊富な経験を有する。2024年にはスマートオフィスビジネスグループ長に就任。2025年3月期のシャープ内の4つのビジネスグループ(当時)内で最大の利益を計上するなど、業績をけん引した。2025年にはChief Business Development Officer(最高事業開発責任者、CBDO)に就任し、新規事業での顧客開拓にも取り組んだ。

 2024年6月から2026年3月まで社長を務めた沖津雅浩氏は、社長交代の背景について「デバイス事業のアセットライト化やブランド事業の投資拡大による価値向上に取り組んできて、2024年度は黒字を達成した。これからは成長に向けて大きく踏み出す段階だ。1つの区切りとして後任の河村氏にバトンを渡すことにした」と述べた。交代の検討は2026年2月の決算発表以降に始め、3月上旬に河村氏に打診したという。河村氏は、技術畑の沖津氏から営業畑の自身への交代となることを踏まえ「社長を任された際は『なぜ今、なぜ私が』と驚いたが、成長ステージにある企業ではトップに求められるバックグラウンドも変わってくる中で、貢献できる余地があると聞き、腹をくくった」と語る。

社長交代の背景
社長交代の背景[クリックで拡大] 出所:シャープ

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