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2011年Q2のスマートフォン市場、Android端末がシェア48%で首位を維持ビジネスニュース 業界動向

2011年第2四半期における全世界のスマートフォンの出荷数量は、1億770万台に上った。Android端末はシェア48%となり、3四半期連続で首位を獲得した。また、Appleはスマートフォンの出荷数量でNokiaを抜き、世界最大のスマートフォンベンダーになった。

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 米国の市場調査会社であるCanalysは、2011年第2四半期における全世界のスマートフォン市場の動向を発表した。それによると、スマートフォンの出荷数量は、同年前期比で73%増となる1億770万台に上った。このうち、OSに「Android」を搭載したスマートフォン(Androidスマートフォン)の出荷数量は、48%を占めているという。また、Android端末は、Canalysが調査する56カ国のうち35カ国で最も多く出荷されたプラットフォームとなった。これまで同様、世界最大のスマートフォン市場となったのはアジア太平洋地域で、3980万台が出荷された。それに次ぐヨーロッパと中東には3500万台が、北米には3290万台が出荷されている。

 Androidは2010年第4四半期に、全世界のスマートフォン市場において最も出荷されたプラットフォームになった。2011年第1四半期には3570万台が、同年第2四半期には、前年同期比で実に379%増となる5190万台が出荷され、3四半期連続で首位を獲得する結果となった。Androidスマートフォンを手掛ける主なメーカーとしては、Samsung Electronics、HTC、LG Electronics、Motorol、Sony Ericsson、ZTE、Huaweiなどが挙げられる。

 一方、Appleの「iPhone」の2011年第2四半期における出荷数量は2030万台で、市場シェアは19%だった。同四半期で、iPhoneに搭載された「iOS」はNokiaの「Symbian」を抜き、Androidに次いで世界で2番目に多く出荷されたスマートフォン向けプラットフォームとなった。

 これにより、Appleのスマートフォンの出荷数量はNokiaを抜き、Appleは世界最大のスマートフォンベンダーの座を獲得した。また、Canalysは、SamsungもNokiaを上回ったと算出している。

【翻訳:青山麻由子、編集:EE Times Japan】

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