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「i-ELOOP」をブン回せ!疲れたらアイスタイヤカフェで一休み:東京モーターショー2011 フォトギャラリー(1/3 ページ)
東京モーターショー2011の参加各社は、一般参加者が楽しめるような工夫を凝らした展示を行っている。そこで、マツダの「i-ELOOP」体験コーナーやブリヂストンのアイスタイヤカフェなどの興味深い展示をフォトギャラリー形式で紹介する。
自転車のダイナモ……か?
本記事では、「第42回東京モーターショー2011」(2011年12月3〜11日、東京ビッグサイト)で、記者が個人的に興味深いと思った展示をフォトギャラリー形式で紹介しよう。ちなみに、記者が「記者的に」考えて執筆したリポート記事はこちら。
マツダが開発したキャパシタを採用した減速エネルギー回生システム「i-ELOOP」の体験コーナー。ペダルを踏んで回すと、最初は自転車の前照灯のダイナモ(発電機)を使用しているように重いが、途中からダイナモを外したように軽くなる。ダイナモを使用している状態は、エンジン動力を使う発電機を搭載している自動車と同じで、エンジンが発電に動力の約10%を使用しているので燃費が悪い。一方、i-ELOOPを搭載した自動車は、エンジンの動力を使って発電する代わりに、ブレーキの回生エネルギーを蓄積したキャパシタから電力が得られる。この状態は、自転車でダイナモを外した状態と同じで燃費が良い。
左の写真は本田技研工業の電動スクータ「MOTOR COMPO」とタウンモビリティというカテゴリの「TOWNWALKER」。どちらも折り畳んで自動車に載せられる。写真右にある同社の折り畳みバイク「モトコンポ」と似ているのがMOTOR COMPOである。右の写真は、記者発表会でロボットの「ASIMO」が同社社長の伊東孝紳氏に飲み物(お茶?)を注いでいるシーン。この後この飲み物を飲んだ伊東氏は「うまい!」と一言だけコメント。
左の写真はトヨタ紡織の「フードエアバッグ」。エアバッグというと衝突事故に車両内の乗員の安全を守るイメージがあるが、このフードエアバッグは自動車と衝突した歩行者が車体に頭部をぶつけても深刻な負傷に至らせないことを目的としている。車両への採用時期は未定。右の写真は「ヒーターハンドル」。握ると暖かい。もう冬なので暖かさが身に染みる。
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