アナログ半導体のaustriamicroが新ブランド名「ams」発表、社名も変更へ:ビジネスニュース 企業動向
オーストリアのアナログ半導体ベンダーであるaustriamicrosystemsが新たな企業ブランド名「ams」を発表した。同社は2011年に光センサーのTAOSを買収しており、この新ブランドで製品ブランドと企業アイデンティティの統一を図る。今後、社名自体もamsに変更する予定だ。
アナログ半導体メーカーであるオーストリアのaustriamicrosystems(オーストリア マイクロシステムズ)は2012年5月16日、新たな企業ブランド名「ams」を発表した。同社は、光センサーを手掛ける米国のTAOS(Texas Optoelectronic Solutions)を2011年に買収しており、その製品群を今までは旧来通り「TAOS」のブランドで展開していたが、今後は新ブランドのamsに2社の製品ブランドを統一する。さらにaustriamicrosystemsは今後、TAOSを吸収するとともに社名もamsに変更し、企業アイデンティティ(CI)の統一も図っていく。
austriamicrosystemsは、オーストリアのウンタープレムシュタッテンに本社を置くアナログ半導体ベンダーで、高性能オーディオアンプICや電源/バッテリー管理IC、低消費電力無線IC、磁気エンコーダIC、アナログ混載ASICなどを手掛けている。
同社のCEO(最高経営責任者)を務めるJohn Heugle(ジョン・ヒューグル)氏は、今回の新ブランド名について、報道発表資料の中で、「austriamicrosystemsとTAOSの2社が手を組み、1+1が2以上になる、新しい1つのブランド、1つのアイデンティティが誕生する」と述べている。
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