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携帯電話機の出荷台数、2013年Q1はアジア太平洋地域で伸びるビジネスニュース 業界動向

2013年第1四半期における携帯電話機の出荷台数は、前年同期比で1%増以下にとどまった。ただし、アジア太平洋地域では勢いがあり、Appleも中国本土でスマートフォンの出荷台数を伸ばしている。

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 米国の市場調査会社であるGartnerによると、2013年第1四半期の携帯電話機の出荷台数は、世界全体では前年同期比で1%以下の増加にとどまった。

 地域別では、アジア太平洋地域における携帯電話機の販売台数は、前年同期比で6%増加した。そのほかのすべての地域では、販売台数は前年比で減少した。

 2013年第1四半期の携帯電話機の世界販売台数は約4億2600万台だった。スマートフォンの販売台数は、前年同期比で43%増となる2億1000万台に達した。

 Gartnerで主席リサーチアナリストを務めるAnshul Gupta氏は、報道発表資料の中で、「2013年第1四半期には、アジア太平洋地域のエンドユーザーに向けて2億2600万台の携帯電話機が販売された。これにより、世界携帯電話機市場におけるアジア太平洋地域のシェアは、前年比で53.1%上昇した」と述べた。

 EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)地域では、2013年第1四半期の販売台数は前年同期比で約4%減少した。北米での携帯電話機の販売台数は前年比で10%減となったほか、南米でも4%減、日本でも7%減となった。

 Samsung Electronicsの2013年第1四半期の売上高は前年比で13%増となり、同社は世界第1位の携帯電話機ベンダーとしての座を維持した。スマートフォン市場におけるSamsungのシェアは、前年同期比で3%増となる約31%に達した。


2013年第1四半期における携帯電話機の出荷台数ランキング(メーカー別)。出荷台数の単位は数千台(クリックで拡大) 出典:Gartner

 Gupta氏は、「Samsungの最新スマートフォン『GALAXY S4』は、真に革新的な機器というよりは、『GALAXY S III』の進化モデルである。とはいえ、GALAXY S4は高い人気を博すと予測している」と述べた。

 2013年第1四半期、Nokiaは世界第2位の携帯電話機ベンダーの座を維持したが、市場シェアは前年同期に比べて5%減少した。Windows Phoneを搭載した携帯電話機の販売台数は連続して改善し、510万台に達したものの、Nokiaはスマートフォン分野ではいまだ高い成長を遂げていない。Nokiaのスマートフォン市場における順位は、2012年第4四半期の8位から、2013年第1四半期には10位に落ちた。

「iPhone」の出荷、中国で伸びる

 2013年第1四半期におけるAppleのスマートフォンの出荷台数は、「iPhone 5」の出荷台数の増加に支えられ、3830万台に達した。特に中国では、比較的低価格の「iPhone 4」の出荷が増えたことで、iPhoneシリーズの総出荷数を700万台近くまで伸ばしたという。

【翻訳:青山麻由子、編集:EE Times Japan】

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