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楽天が国内未発売の高精細「kobo」を展示、日本での発売には消極的ディスプレイ技術 電子書籍リーダー端末

楽天は、「第17回国際電子出版EXPO」で国内未発売の電子書籍リーダー端末「kobo aura HD」を展示した。米国や英国では既に発売される同端末の価格は190米ドル前後。同社は、「電子書籍の市場規模が小さく、電子書籍リーダー端末の価格が比較的安い日本では、この価格が受け入れられるか分からない」と、日本での販売には消極的だ。

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 楽天は、「第17回国際電子出版EXPO」(2013年7月3〜5日)において、国内未発売の電子書籍リーダー端末「kobo aura HD」を展示した。

 kobo aura HDは、6.8インチの電子ペーパーディスプレイを搭載している。解像度は1440×1080画素で、画素密度は256ppiだ。同社が2012年11月に発売した6インチの「kobo glo」の解像度は758x1024画素、画素密度が221ppiなので、これに比べると高精細になっている。

 kobo aura HDは、2013年4月から米国、カナダ、英国で販売している。価格は190米ドル前後。楽天の担当者は、「ディスプレイを高精細化したので、CPUやチップセットもより性能が高いものに入れ替えた。そのため価格が高くなっている」と説明する。

 同端末を日本でも発売するかどうかは、現時点では不明だ。楽天の担当者は「米国のように電子書籍の市場規模が大きく、コンテンツもそろっている地域では、190米ドルの端末でも需要がある。しかし、日本は市場規模がまだ小さい上に、一般的に価格競争が非常に激しいので、電子書籍リーダー端末も他の国に比べて安い。そのような日本で、190米ドル前後という価格が受け入れられるかは分からない」と慎重な姿勢をみせている。

6.8インチの「kobo aura HD」。画素密度は256ppi。文字の表示もくっきりとしていて、次ページに移るときのレスポンスも速かった(クリックで拡大)

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