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IoT時代に備える、簡単な無線接続をかなえる11の機器(後編):無線通信技術(3/6 ページ)
前編に続き、簡単な無線接続を提供するツールを紹介する。「Cortex-M3」を搭載したボードや、SDカード状のWi-Fiモジュールなどが登場する。
【8】あらゆる電気製品をネットに接続
「Electric Imp」はSDカードのような形状だが、SDカードではなく、SDカードとの互換性もない。
このカードは、IEEE 802.11b/g/nに準拠したWi-Fiモジュールで、高性能アンテナを備えている。ARMのCortex-M3を搭載し、6本の入出力(I/O)ピンを備える。I/Oピンは6本だけだが、通信プロトコルはSPIとUART、I2Cに対応している。また、アナログ/デジタルI/Oや、PWMとしても利用できるという。
Electric Imp用に開発されたコードはすべて、ブラウザベースの総合開発環境(IDE:Integrated Development Environment)で書かれている。コードは、C言語に似た高級スクリプト言語である「Squirrel」で書かれている。SDカードのような形状で、多くのブレイクアウトボードやシールドで使えるため、導入しやすい。
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