IoT時代に備える、簡単な無線接続をかなえる11の機器（後編）：無線通信技術（4/6 ページ）

前編に続き、簡単な無線接続を提供するツールを紹介する。「Cortex-M3」を搭載したボードや、SDカード状のWi-Fiモジュールなどが登場する。

[Cabe Atwell，EE Times]

【9】デバイスをスマートフォンに接続

　iOTOSも、デバイスを簡単にインターネットに接続するための機器を開発、販売している。特に、デバイスをスマートフォンに接続するプラットフォームに力を入れている。

　iOTOSが目指す通信プラットフォームは、電子メールやツイートなど一般的な“人”の通信手段を介してデバイスを監視、制御できるようにするもの。既に同社は、そのための制御用のアプリケーションと「NiO」を提供している。NiOは、「Spark Core」や「Pinoccio」のような小型ハードウェアで、あらゆるデバイスをインターネットに接続できるようにする。SPIとUART接続専用のピンと、アナログ入力ピン4本、とデジタルI/Oピン8本を備える。