ソニーのメガネ型端末やGoogle Glassが勢ぞろい、米のウェアラブル機器展示会リポート:センシング技術(1/3 ページ)
ウェアラブル機器の開発者向け展示会「Wearables DevCon」が、米国で開催された。ソニーのメガネ型ウェアラブルコンピュータ「SmartEyeglass」をはじめ、「Google Glass」など話題のウェアラブル端末が勢ぞろいしたようだ。
米国カリフォルニア州バーリンゲームで2014年3月5〜7日、ウェアラブル機器の展示会「Wearables DevCon」が開催された。そこで披露された製品/試作品のうち、いくつかを紹介する。
CESでも話題に、ソニーのメガネ型ウェアラブル端末
ソニーは、メガネ型のウェアラブル端末「SmartEyeglass」の試作品を披露した。2014年1月に米国ラスベガスで開催された「2014 International CES」でも披露されたもので、情報を表示することに特化した機器だという。Android端末と連携して動作し、BluetoothまたはWi-Fiの通信機能を備える。ソニーの関係者はこのSmartEyeglassについて、「特定の用途を想定していない」としている。なお、同社はWearables DevConにおいて、SmartEyegrass向けのハッカソン(ソフト開発関連イベント)を開催した。
今回の試作品は、モノクロディスプレイを搭載し、シースルータイプのレンズ上に緑色の文字でデータを表示するという。また、カメラとGPSの他、加速度センサーや角速度センサーなど、各種のセンサーを搭載する。
さらに、ソニーの担当者は、Wearables DevConの会場において、同社が現在、「SmartWatch2」のフレームワークをベースとしたソフトウェア開発キット(SDK)の提供に向け、取り組みを進めていることを明らかにした。
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