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IBMの歴史フォトギャラリー 技術革新にみる(2/4 ページ)

チーズスライサーや計算機を扱っていたIBMは、コンピュータ/PC市場に参入し、「帝国」と呼ばれるまでに成長した。今でこそ大規模な人員削減を行っている同社だが、コンピュータ業界における軌跡は、“帝国”と呼ばれるにふさわしい。

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1920年代

 IBMは、Computing- Tabulating-Recording Company(C-T-R)として、1911年6月16日に米国ニューヨーク州で誕生した。設立当初は幅広い機械の製造に注力していて、その製品ポートフォリオには、はかり、産業用タイムレコーダ、タビュレーティングマシン(パンチカードシステム)、ミートスライサーやチーズスライサーまで含まれていた。


出典:IBM

1922年当時のIBMの規模:従業員数2043人、売上高900万米ドル、純利益100万米ドル


1930年代

 1931年、IBMは会計機「IBM 400」シリーズと、乗算/除算の計算機「IBM 600」を売り出した。これらの他には、世界初の自動乗算パンチマシン「Public Utility Billing Machine」、同じく世界初の自動再生パンチマシン「Electroprint Time Stamp」などの新製品があった。


出典:米コロンビア大学

 1935年には、商業的に初めて成功した電動タイプライター「Electromatic」を発売した。1961年には、「Selectric」というブランド名でよく知られるタイプライターが、製品ポートフォリオに加わっている。


出典:米コロンビア大学

1935年当時のIBMの規模:従業員数8654人、売上高2100万米ドル、純利益700万米ドル


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