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村田製作所が赤い枠を外したロゴマークに変更:ビジネスニュース 企業動向
村田製作所は2014年4月1日、社名ロゴマークを変更したと発表した。従来の赤地に白文字から、白地に赤文字へと一新した。
村田製作所は2014年4月1日、VI(Visual Identity)をリニューアルしロゴマークなどを変更したと発表した。中期経営計画で重点分野と位置付ける新興市場や自動車、環境・エネルギー、ヘルスケアなど新たな用途市場への参入を図る際などに、「当社について正しく理解いただく必要がある。そこで、ムラタブランドをより分かりやすく、適切に表現するためにVIをリニューアルした」としている。
“R”を大文字にしたデザインは継承
同社の従来のロゴマークは、赤い長方形のボックス内に、白い文字で「muRata」と記載していた。新たなロゴマークは、赤いボックスを外し、白地に赤い文字で「muRata」と記した。
同社では、「より広い分野において、新たな製品やソリューションを提供し、社会の発展に貢献しようとする姿勢を赤いボックスを外したデザインで表現した。ムラタのロゴマークの特徴である“R”を大文字にしたデザインを継承した。(大文字の“R”は)ムラタの研究開発(R&D)への自由な発想や先例に捉われないイノベーションへの取り組み姿勢を表している」としている。
また、ロゴマーク下部に記載しているスローガン「Innovator in Electronics」(エレクトロニクス業界でイノベーターであり続けるの意)は、従来よりも「読みやすいフォントに変更した」(同社)。
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