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IoTではZigBeeよりもBluetooth? 注目技術が勢ぞろい無線通信技術 Bluetooth World(2/4 ページ)

Bluetooth技術のカンファレンス「Bluetooth World」が米国で開催された。BluetoothとZigBeeはよく比較されるが、モノのインターネット(IoT)分野ではBluetoothの勢いの方が強いようだ。

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 Bluetooth Worldではこの他にも、Bluetoothチップやアプリケーションなど、さまざまな新技術が発表された。それらを写真とともに紹介していく。

心電図で個人認証

 新興企業であるBionymは、個人認証を行うリストバンド「Nymi」の試作版を発表した。装着者の心電図をIDとして使うというユニークな署名を利用し、携帯電話機やPC、自動車、オフィス内の機器などに対し、Bluetooth経由で個人を認証することができるという。同社は、Nymiの量産を2014年後半に開始する予定だが、どのBluetoothチップを採用するのかはまだ確定していない。


Bionymの「Nymi」

腕時計型ウェアラブル機器

 Amp'ed RFの社長であるKelly Simone氏は、同社のモジュールの1つを搭載した腕時計型のウェアラブル端末「Basis」を披露した。同社は2014年秋に、新型のコントローラを発表する予定だ。Wi-FiとBluetoothをサポートし、オーディオコントローラを内蔵するという。詳細については、2014年6月に中国・上海で開催されるBluetooth Worldにおいて発表する予定だとしている。


Amp'ed RFのKelly Simone氏

 Kelly氏は、スマートフォンやタブレットを使って操作するボール型のゲーム機「Sphero」のデモを行った。Spheroは同社のソフトウェアスタックを採用している。


ボール型のゲーム機「Sphero」

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