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IoTではZigBeeよりもBluetooth? 注目技術が勢ぞろい無線通信技術 Bluetooth World(3/4 ページ)

Bluetooth技術のカンファレンス「Bluetooth World」が米国で開催された。BluetoothとZigBeeはよく比較されるが、モノのインターネット(IoT)分野ではBluetoothの勢いの方が強いようだ。

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Bluetooth対応サイコロ

 技術の進展に伴い、スマート玩具やデジタル玩具の新製品も次々に登場している。Dialog SemiconductorのBluetooth対応サイコロも、その1つだ。同社の無線通信用SoC「DA14580」を搭載しているという。DA14580の消費電力量は最大で5mW、スリープモード時はわずか550nAだ。10万個購入時の単価は約1米ドルである。


Bluetooth対応サイコロ

無線通信用SoC「DA14580」

Bluetooth対応バスケットボール

 Texas Instruments(TI)でプロダクトラインマネジャーを務めるChloe Waller氏は、デジタルバスケットボール「Infomotion 94Fifty」のデモを披露した。Bluetooth技術を搭載することにより、ドリブルのスピードなどのデータを収集できる。大手スポーツメーカーであるWilsonが、このバスケットボールのコンセプトを気に入り、類似製品の開発に意欲を示しているという。


TIのChloe Waller氏

 TIは今回、同社がBluetooth関連でデザインウィンを獲得した製品をいくつか披露している。例えば、オーディオギアや、スマートウオッチ「Pebble Watch」、ペット用ヘルスケア端末「Whistle」(腕輪型ヘルスケア端末「Fitbit Flex」のペット版)などだ。


TIのBluetooth技術を搭載した製品

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