リニアテクノロジーは最先端の電源技術を披露、無償SPICEシミュレータのデモも:TECHNO-FRONTIER 2014 開催直前情報(1/2 ページ)
リニアテクノロジーは、「TECHNO-FRONTIER 2014」(2014年7月23〜25日、東京ビッグサイト)で、PoE(Power over Ethernet)や、EV/PHEV向けのアクティブバランサーなど、同社の最先端の製品を展示する。また、無償SPICEシミュレータ「LTspice」のデモもTECHNO-FRONTIERで初めて披露する。
2014年7月23〜25日の3日間、メカトロニクス/エレクトロニクス関連の最新の要素技術が一堂に集結する「TECHNO-FRONTIER 2014」が開催される。
TECHNO-FRONTIER 2014の開催に先立ち、アイティメディアが運営するモノづくり/エレクトロニクス関連メディア「EE Times Japan」「EDN Japan」「MONOist」では、TECHNO-FRONTIER 2014の特設ページを設け、各編集部が厳選した注目企業の見どころ情報や新製品リリース、速報、イベントリポートなどを紹介する。
今回紹介するのは、電源分野で、自社の最先端の製品を披露するリニアテクノロジーだ。
>>3メディア合同「TECHNO-FRONTIER 2014特集」
リニアテクノロジーは、同社の最先端製品群の展示に力を入れる。例えば、AC電源の代替電源あるいは冗長電源として普及が大幅に進むPoE(Power over Ethernet)だ。IEEE 802.3at上位互換で10ギガビット/秒のデータ通信と90Wまで給電可能なLTPoE++のデータ伝送+給電のデモを行う。
また、次世代の電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)で搭載が進むBMS(Battery Management System)の効率を高めて搭載バッテリーを削減したり、バッテリー交換を容易にしたりするアクティブバランサーのデモを行う。
会場では日替わりで以下のテーマについて小セミナーを行う予定だ。
- 直流電源による省線化の最新動向
- 次世代車載コックピットの最新動向
- BtoBワイヤレスセンサーネットワークの最新動向
- 先進運転支援システム(ADAS)開発と小型ECUの最新動向
- 大型通信装置/クラウドシステムの小型化、熱特性の改善
- EV/PHEVの最新動向
さらに、無償SPICEシミュレータ「LTspice」の講義や実演も行われる。LTspice関連の展示は、TECHNO-FRONTIERでは初めてとなる。
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