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ルネサスSPドライバを買収したシナプティクスのこれからRick Bergman CEOに聞く(2/2 ページ)

シナプティクスは、ルネサスエスピードライバ(以下、RSP)の買収を完了した。新生シナプティクスは、スマートフォン、タブレット端末、ノートPCに続く新たな領域として、車載システム向けの事業を強化していく方針を明らかにした。

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車載システム分野を第4の柱に

 新体制となり新たな注力分野として挙げるのが車載システム向けである。これまで、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC向けを中心に事業を展開してきた。今後はシナプティクスとRSPが1社となったシナジー効果に期待できるとして、市場成長が見込める車載システム分野にも本格的に取り組むことにした。センターコンソールやコントロールパネル、オーバーヘッドコントロールなど、ヒューマンマシンインタフェースとなる部分だ。

新たな注力分野として車載システム向けを挙げる。ヒューマンマシンインタフェースとなる部分に同社の技術を提案していく (クリックで拡大) 出典:シナプティクス

 車載システム向け事業についてBergman氏は、「2017年ごろには売り上げを計上できるようにしたい。将来は全売上高の10〜20%まで、車載システムの事業比率を高めていきたい」と、見通しを述べた。

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