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はやぶさ2、エルナーの電気二重層コンデンサを搭載電子部品 電気二重層コンデンサ

エルナーは2014年12月4日、小惑星探査機「はやぶさ2」に電気二重層コンデンサ「DYNACAP」が搭載されたと発表した。

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 エルナーは2014年12月4日、同年12月3日に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」に同社製電気二重層コンデンサ「DYNACAP」が搭載されていることを発表した。「はやぶさ2」に3台搭載されている小惑星探査ロボット(ローバ)「MINERVA-II(ミネルバ2)」の蓄電源として使用されているという。

初代「はやぶさ」でも実績

 同社の電気二重層コンデンサ「DYNACAP」は、2010年に小惑星イトカワから帰還した小惑星探査機「はやぶさ」に搭載された小惑星探査ローバ「MINERVA」の蓄電源に採用され、イトカワに到着時に正常に動作した実績を持つ。こうした実績をベースに、「はやぶさ2に搭載された」(エルナー)とする。

 はやぶさ2に搭載された「DYNACAP」は、初代のはやぶさに搭載されたものと同一サイズながら蓄電容量を約2倍に向上させ、高性能化したという。

 はやぶさ2は、2018年に小惑星「1999 JU3」に到着し、MINERVA-IIを使用して小惑星表面の探査探査を行う予定となっている。


電気二重層コンデンサ「DYNACAP」を搭載した小惑星探査機「はやぶさ2」のイメージ画像(©池下章裕)

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